よくあるご質問

2023年2月13日よりマイナンバーカードによるオンライン資格確認を開始いたします。
当院は、より質の高い診療を行うため、オンライン資格確認による情報(受信歴、薬剤情報、特定健診情報、その他必要な診療情報)を取得して活用しています。初診時にはマイナンバーカードをご持参ください。

よくあるご質問

こちらでは皆様からよく寄せられるご質問にお答えしています。

診察について

初めて受診するのですが予約が必要ですか?
当院の産婦人科外来は予約制ですが、初診の方はご予約がとれません。 外来の診察時間に保険証をお持ちになりお越しください。受付時間は午前診11:00まで、午後診18:00までとなっております。
女医さんに診察してもらいたいのですが可能ですか?
月・火・水・木・土の午前診は女医外来ですが、大変込み合いますのでお時間に余裕をもってお越しください。来院時には受付でお申し出ください。
妊婦検診はどの位の頻度で受ければよいでしょうか?
妊娠は病気ではありませんが、妊娠に伴ういろいろな合併症や異常が起こることもあります。検診によって胎児の発育状態を知ることもできますし、異常を早く発見すれば治療により、安全なお産をすることができます。検診は次のように受診されることをおすすめしています。
詳しくは「診療について-定期健診と検査」をご覧ください。
4D超音波はいつ受ければよいでしょうか?
4D超音波検査はスクリーニング検査(胎児ドック)にあわせて施行しております。スクリーニング検査を妊娠中に1~2回程度受けられることを推奨いたします。
受診の時期など詳しくは「診療について-超音波健診のご案内」をご覧ください。
子宮がん検診はしていますか?
行っております。当院は宝塚市の子宮癌検診の登録施設です。予約は不要ですのでいつでもいらしてください。
羊水検査はしていますか?
行っております。妊娠15〜18週頃に行います。必ず予約が必要ですので、前もって担当医にお申し出ください。
助産師外来って何ですか?
助産師外来とは、妊婦様が助産師と1対1で色々お話をして頂く機会を作っています。妊娠前期には妊娠初期から後期にかけての生活の注意や体の変化等について助産師がお話しします。後期ではご出産を間近に控えての心構えや生活指導、またどんな分娩方法がご希望か(バースプラン)をお聞きいたします。色々な質問も遠慮なくご相談ください。 30分程度の時間がかかります。(遅れて来られた場合は短くなります)
詳しくは教室についてをご覧ください。

入院について

入院のお部屋について教えてください。
ご出産で入院される場合は特室と個室をご用意しています。特室・個室には全てトイレ(ウオシュレット)シャワーを完備しております。帝王切開、切迫早産などの方のみ2床部屋をお選びいただくことが可能です。
入院時に準備するものは何が必要ですか?
詳しくは「入院について-入院に必要なもの」をご覧ください。
母児同室ですか?
母児同室と別室をご希望によりお選びしていただくことが可能です。出産後にお申し出ください。昼間は面会などがあるため母児同室で夜はお体の具合に合わせて別室でという方法も可能です。
いつでも授乳はできます。
面会時間は何時からですか?
午後1時~1日1時間まで可。ただし、連日同一の方(お生まれになった赤ちゃんのご兄弟も可ですが必ずマスク着用)

お産について

分娩予約は必要ですか?
分娩予約は必要です。当院に通院いただいている方で、医師により分娩予定日が確定した方よりご予約していただいております。また、5カ月検診時に前納金として5万円いただいております。
分娩費用は?
詳しくは「分娩費用」をご覧ください。
里帰り分娩は受け入れていますか? 他の病院へ里帰りする場合も検診だけしてもらえますか?
詳しくは「里帰り分娩」をご覧ください。
立ち合い分娩はできますか?
詳しくは「入院について」をご覧ください。
無痛分娩は行っていますか?
行っておりません。
帝王切開は出来ますか?
勿論可能です。前もって手術が決まっている場合には出産予定日の2週間前くらいに帝王切開になることが多いです。緊急の場合は休日、深夜を問わずにいつでも対応します。
前のお産は帝王切開でしたが今度のお産は自然分娩できるでしょうか?
帝王切開の場合は、子宮にメスを入れて赤ちゃんをとりだすことになります。その時に切った子宮の傷(切開創と呼びます)が、次の出産の時に急に裂けることが稀にあります。(子宮破裂と呼びます)それがおこると赤ちゃんの生命はあっという間に危険にさらされるばかりでなく、お母様の生命まで危うくなります。子宮破裂は稀におこる現象ですが、前もっておこるかどうかの予測が、今の医学でも難しいので当院では安全策をとって、2回目も帝王切開することにしています。できるだけ普通分娩をしてみたいというお気持ちはよく分かりますが、赤ちゃんとお母様の安全の為には我慢して頂かないといけないと考えます。ご理解ください。ただし当院では帝王切開は3回まで、4回目以降の方は総合病院へ紹介させていただいております。
逆子といわれましたが普通分娩(経膣分娩)出来ますか?
妊娠中赤ちゃんが逆子になれば、逆子を治す体操や、鍼灸などを指導します。 そういった方法で逆子の赤ちゃんの80%は治りますが、どうしても治らない場合もあります。赤ちゃんはお母様の胎内にいる間は子宮とつながっている臍帯(へその緒)から酸素をもらっていますが、お母様の子宮から生まれると臍帯からの酸素は止まり、自分で呼吸して酸素をとりこまなければいけません。逆子の場合は足やお尻から生まれてきます。赤ちゃんは大人と違って体の中で頭が大きいので、逆子の場合は手足や胴体が出てから最後に大きな頭が出てくることになるので、肩まで出てから首から上がひっかかって出なくなることがあります。その時赤ちゃんは顔が外に出て来ていないので自分で酸素も吸えないし、臍帯からの酸素もストップしますので、酸素が足らない状況になり、生まれても体や脳に障害がおこったり、死につながることがあります。 その為、当院では逆子がなおらない場合は、帝王切開することに決めていますのでご了承ください。
母体が急変したり赤ちゃんに何か問題があった場合、他の病院との連携はしてますか?
母体の急変は稀ですが、当院での対応が困難と判断した場合には、兵庫県周産期医療情報システムに沿って(兵庫医科大学病院・近畿中央病院・県立西宮病院と提携しております。また赤ちゃんに関しては、兵庫県立こども病院・済生会病院をご紹介しております)高次医療機関に搬送される場合があります。また、赤ちゃんは出生時に当院の小児科医師が診察し高次医療機関での管理が必要と判断した場合には神戸大学病院・神戸中央市民病院・兵庫県立こども病院などにご紹介することもあります。
お産の”おしるし”とはどういうことでしょうか?
お産が始まったという徴候を『産徴』といいます。この産徴には(1)出血 (2)陣痛発来 (3)破水の3つがあり、お産が始まったと考えられる症状です。一般的にお産の”おしるし”と言われているのは、そのうちの出血のことで、子宮口が開大してくるために、子宮口近くの卵膜が子宮壁から少し剥離するために子宮壁の毛細血管が切れて少量の出血がある現象です。
下着が濡れた感じがありますが破水かどうか心配です。
破水とは赤ちゃんを羊水と共に包んでいる卵膜が破れて、中の羊水が子宮口から膣を通って外へ流れ出すことを言います。ほとんどの妊婦さんは破水感を自覚できますが、破れた卵膜の穴が小さかったり、赤ちゃんの先進部と内子宮口にある羊水の量が少ないと、流れ出る羊水量もわずかで、ちょっと下着が濡れた感じ位の時があります。分娩が近づくと赤ちゃんの頭が骨盤内に下降してくるため、膀胱を圧迫され、尿もれすることがあります。この場合、下着の臭いをかいで尿のアンモニア臭がするか確認してください。破水かどうかわからない場合はまずはお電話にてご確認ください。
分娩予定日になりましたがお産になりません。心配ないですか?
お産は必ずしも分娩予定日にあるとは限りません。分娩予定日はあくまでも目安ですから、分娩予定日にお産にならなくても心配はいりません。妊娠37週0日から41週6日までの間にお産になることを正期産と言います。この間のお産であれば赤ちゃん、お母さんともに問題はありません。きちんと妊娠検診を受け、何か変わったことがあれば受診しましょう。

妊娠中について

里帰り出産の帰省はいつ頃がよいでしょうか?
当院の場合、32週位を目安としています。転院の際、母子手帳・紹介状・保険証をお持ちください。また20週と30週を目安に検診を受けてください。検診を受けていただくのは妊娠前期に必要な検査、現在の健康状態を認識するためです。
妊娠中にパーマ(カラーリング)をしてもよいですか?
パーマ液が胎児に悪影響を及すことはないでしょう。パーマをかけている間の長時間の無理な姿勢でお腹が張ってくる事があります。体調が悪くなるようであれば差し控えた方がよいでしょう。
虫歯を治したいのですが…。
虫歯があればお産の前に治療するか応急処置をしておいてください。この際、歯医者さんには妊娠している事を必ず伝えてください。

産後について

乳首(乳房)が痛いのですが…。
乳頭のトラブルはいろいろありますが原因としては、乳頭亀裂、水疱形成、内出血、乳口炎、乳管炎、乳頭炎などがあります。いずれも乳頭への哺乳行為によって形成されるものです。これらは治療が必要となりますので早めに産婦人科へ受診してください。
風邪薬を飲んだ時は母乳はやめた方がよいでしょうか?
母乳をやめる必要はありません。風邪薬は咳止めや解熱剤、場合によっては抗生物質などが含まれていますが、通常の量を数日間服用するのであれば全く心配はありません。お母さんが飲んだ薬が母乳中へ出る量も少なく、赤ちゃんへの影響は考えなくてよいでしょう。授乳中に病気をして、受診する場合は必ず授乳中であることを伝えてください。風邪の場合はうがいだけで薬が不要な場合もありますし、飲んだ薬は少量ながら母乳に出てきますので必要な薬だけを服用するように心がけてください。また服用は授乳直後がよいでしょう。
産後の夫婦生活はいつからがよいでしょうか?
産後の夫婦生活は、子宮内からの出血である悪露(オロ)が少なくなり局所が清潔になってからにしましょう。1カ月健診時に子宮の収縮も良好で悪露も少なく、膣や会陰部の創面もきれいと言われれば夫婦生活もよいでしょう。一般的には産後4~6週目頃からが目安です。
授乳時にインフルエンザワクチンを接種しても大丈夫ですか?
インフルエンザワクチンでは不活化ワクチンで化学的に処理して免疫原物質は残して病原性を無くしてありますので、体内で増えることはありませんし、母乳を通して赤ちゃんに影響を与えることもありません。従って授乳中にインフルエンザワクチンを接種しても支障はありません。 しかし母親がインフルエンザワクチンを接種したことによって赤ちゃんに対して直接のインフルエンザ感染予防効果を期待することはできません。
授乳中にインフルエンザにかかったら母乳はやめた方がいいですか?
母乳を介して赤ちゃんに感染を起こすことはほとんどありませんが、授乳時、母親と赤ちゃんは濃密に接触しますので、飛沫感染によって赤ちゃんにうつる可能性があります。母乳投与の重要性を考え授乳を続けるならば、手洗い・うがい・マスクをするなど可能な限りの感染予防策をとることが重要です。 抗インフルエンザ薬は薬剤が母乳中に移行しますので、抗インフルエンザ薬を服用した場合は母乳を与えることは避けた方がよいでしょう。